5月の限られた期間にしか見られない奇跡の絶景
「八幡平(はちまんたい)ドラゴンアイ」。
「行ってみたいけれど、東京から日帰りできる?」
「雪山ってどんな服装で行けばいいの?」
と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
今回は、5月4日のゴールデンウィーク真っ只中に、東京始発の新幹線とレンタカーを駆使して日帰り弾丸アタックを決行したリアルな記録をお届けします。
渋滞の状況や、気になるトータルの交通費、そして現地での驚きの雪景色まで、
これから行く方の参考になる情報をまとめました。
東京から八幡平日帰り:旅のタイムスケジュールと交通費
まずは、今回の弾丸トラベルの全体像と気になるお財布事情です。
- 日程: 5月4日(日帰り)
- 移動手段: 東北新幹線(はやぶさ)+ 現地レンタカー
- 総交通費: 約38,920円
- 新幹線(東京〜盛岡 往復・繁忙期指定席): 約30,820円
- レンタカー(半日): 6,600円
- ガソリン代(盛岡駅〜八幡平 往復約120km): 約1,500円(※燃費15km/L、170円/Lで計算)
大まかなタイムスケジュールはこちら
| 時間目安 | 行動目安 |
|---|---|
| 7時台 | 東京駅発・はやぶさ乗車 |
| 9時半頃 | 盛岡駅着、駅前のレンタカー店へ |
| 10時過ぎ | 手続き終えてレンタカーでドライブ |
| 11時半過ぎ | 八幡平山頂レストハウス着 |
| 12時~13時 | ドラゴンアイ、頂上付近散策 |
| 13時半 | 八幡平出発 |
| 16時頃 | レンタカー返却、盛岡駅へ |
| 19時頃 | 東京駅着 |
朝7時、東京駅から「はやぶさ」で出発
朝早起きして東京駅へ。7時台発の東北新幹線「はやぶさ」に乗り込みます。GW連休中なので指定席を事前に確保しておいて正解でした。

約2時間ちょっとで盛岡駅に到着。
新幹線って本当に便利。東京から2時間でこんな景色の違う場所まで来られるとは。
ぶっちゃけ地元の富山に帰るよりも早いw
駅前でレンタカーを受け取り、いよいよ八幡平を目指します。
盛岡でレンタカーを借りて八幡平へ
盛岡駅近くのトヨタレンタカー店でコンパクトカーをピックアップ。普段からトヨタのカードを使っていたのでポイントを充当して実質無料レンタルに。何だかんだで10時には準備が整い、いよいよ出発です。

盛岡市内から八幡平山頂レストハウスまでは、下道であれば片道約1時間半のドライブです(高速使えば1時間)。
道中は岩手山のすぐそばを通りますが、この日は山体まで綺麗に見渡せる絶好の天気。期待が高まります。

「八幡平アスピーテライン」に入ると、5月とは思えない大迫力の「雪の回廊」が両サイドにそびえ立ちます。
富山もまた雪の大谷で有名ですが、向こうはたどり着くまでにお金がかかっちゃいます。対してこちらは無料。
この非日常感は、まさに絶景ドライブ!

…とテンションが上がったのも束の間。 見頃を迎えたGWのドラゴンアイの集客力を甘く見てはいけません。

山頂に近づくにつれ、車の列は完全にストップ…。
頂上付近の駐車場は限られているため、駐車場待ちの長い渋滞が発生していました…。
多分朝一の新幹線で行っても大して変わらないので、駐車場に入るまで30分以上は覚悟しましょう。
連休中に行く場合は、時間にかなりの余裕を持ったスケジュールを組む(または早朝に到着する)ことを強くおすすめします。
八幡平山頂付近は大型連休に大渋滞が発生します。できるだけ早い時間帯の到着を目指し、ライブカメラなどで事前に渋滞状況を確認するのがおすすめです。
バスという選択肢もあり
今回は使いませんでしたが、盛岡駅からバスが出ています(1日1往復)。ただし、渋滞の影響で定刻通りに着くかは微妙なところ。朝9時発のバスに乗れるのであれば選択肢の一つになりますが、時間に余裕がない場合はレンタカーのほうが動きやすいでしょう。

八幡平山頂レストハウスに到着・散策開始
渋滞をくぐり抜け、なんとか八幡平山頂レストハウスの駐車場に到着。車を停めて外に出ると、あたり一面の雪景色。5月のはずなのに、まだスキーができそうなくらいの雪が残っています。


車を降りて驚くのは、その圧倒的な雪の量です。「5月の春風」を想像していくと痛い目を見ます。
山頂周辺はまだまだスキーが楽しめそうなほどの銀世界。
足元については、一応長靴のレンタル(300円)もありますが、防水性の高いトレッキングシューズか、滑りにくい冬用の靴は最低限必須です。
昼間でも普通に寒いので冬用のアウターも必須。雪面の反射が眩しいため、サングラスもあると快適です。

ドラゴンアイ(鏡沼)——見頃ど真ん中!
今回はドラゴンアイのある鏡沼(案内板左側)が目的なので、遊歩道を左回りに一周することにしました。

雪道を慎重に進むと、メインイベントの「鏡沼」に到着。
ちょうど雪解け水が美しい青い瞳のようになっている「見頃」ドンピシャのタイミング!









人混みの隙間から見下ろすドラゴンアイは、自然が作り出したとは思えないほど神秘的な色彩と造形です。
この景色を見られただけでも、東京から足を運んだ価値がありました。
この日は見頃ど真ん中。水面の「瞳」の部分がきれいな楕円形に広がっていて、雪の白と水の青のコントラストが息をのむ美しさ。
ただ……人もものすごい多い!
観覧スペースは常に鈴なりで、ベストアングルを取るためにちょっとした待ち時間が発生します。
八幡平ドラゴンアイは沼(鏡沼)です。沼の雪解けが進んでおり、沼へ下りることは大変危険です。
また、沼際は雪が崩れて、沼へ滑落する恐れがあり大変危険です。
設置されているロープの沼側には立ち入らないよう、お願いいたします。
ここがてっぺん? 八幡平山頂へ
せっかくなので八幡平の頂上(標高1,614m)まで足を伸ばしました。 しかし、一般的な「山の頂」を想像していると拍子抜けします。八幡平の山頂は本当に「平ら」なのです。

ぽつんと設置された木の展望台に登って、ようやく「ああ、ここがてっぺんなんだな」と実感できるほどのフラットな地形。雄大な高原のスケール感に圧倒されました。


ひたすら雪原の中を行き、はるか遠くに岩手山。最高にいい天気に恵まれました。
鏡沼だけじゃない! 八幡沼もおすすめ
山頂付近にある八幡沼もまた、ドラゴンアイさながらに瞳を広げていました。
鏡沼ほど整った円形ではありませんが、周囲の観光客が少なく、遠景に岩手山を収めることができます。むしろ写真映えという点では、こちらのほうが落ち着いて撮れるかもしれません。

今回のお散歩ログ
今回のお散歩ログは合計約4km、滞在時間は約2時間。山頂レストハウスよりかなり手前の駐車場に停めたため距離が伸びましたが、絶景尽くしの2時間でした。

お土産は三陸めかぶと三陸ビール
満喫した後はレストハウスでお土産タイム。家族向けに岩手・秋田らしいものを選びました。

盛岡駅に帰って、レンタカーを返却した後、自分用に三陸ビールときざみめかぶを購入。ビールは旅の余韻とともに、ゆっくりと味わいました。



まとめ:八幡平ドラゴンアイは日帰り可能!でも準備は入念に
東京から八幡平ドラゴンアイへの日帰り旅行は、体力と綿密なタイムスケジュールがあれば十分に可能です。
- GWは渋滞必至! レストハウスの駐車場待ちは覚悟の上で。
- 足元は完全に「雪山仕様」で! 防寒着、スノーブーツは絶対に必要です。
- 新幹線は早めの予約を! 帰りの時間も余裕を持って設定しましょう。
短い期間しか現れない幻の絶景。ぜひ、しっかりとした装備で、感動の光景を目に焼き付けてきてください!

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